二重幅を広げる場合であれば糸が残ったままでもご手術を受けられることは可能です。
二重幅を狭くする場合は、埋没糸を抜糸し、ラインを消してからのご手術となります。
結膜に糸が露出している場合は、抜糸する必要があります。
埋没糸の素材はナイロン製で、一般の外科手術でお腹の中を縫う際にも使用されている最もポピュラーで、身体への影響が最も少ない糸です。アレルギーの方や皮膚の弱い方でも問題がないものですので、ご安心下さい。
通常、術後2〜3日目が腫れのピークです。この間は大切な用事、人と会う約束などは避けられた方が良いかと思います。1週間程かけて徐々に全体的に腫れがおさまってきます。最終的な二重のラインの状態に落ち着くのは術後1ヶ月くらいですが、個人差がございますのでそれまでに落ち着く方もいらっしゃいます。
腫れは固定範囲、脱脂の有無、希望される二重の幅によっても変わってきます。
上まぶたを除けば、手術当日より可能です。上まぶたのメイク、洗顔は術後3日目からとなります。
当院では結膜に糸を出していないので、コンタクトは手術当日より可能ですが、
念のためコンタクトは翌日からにして頂いております。
一度や二度こすっても通常取れるものではありませんが、常にこする癖のある方は、ラインが取れるきっかけになったり取れる確率が上がることにつながるので極力控えるのが好ましいと考えます。
一般の健康診断目的での、MRI・CT・レントゲンでは写りません。
上まぶたの病変に焦点を絞り撮影をすればCT・レントゲンではわからないと思いますが、MRIは何らかの変化が写し出されることがあるかもしれません。
ラインが取れて元に戻ってしまった場合、術後1年未満は無料、術後1年〜6年の間は10%〜20%の割引料金にて再手術を受けて頂くことができます。
詳しくはお電話にてお問い合わせ下さい。
一般的な埋没法では、結膜側(まぶたの裏側)に一旦糸を出し、まぶたを固定しています。
当院の方法(LCS法)は結膜に糸が出ないように通糸し固定をすることで、眼球を傷つけたり結膜炎を起こしたりする心配がない様に工夫をこらしております。糸は時間とともに結膜内に埋まることが多いですが、中には結膜側に出たままの方もおられます。
その場合には黒目(角膜)を傷つけ、角膜炎を起こしたりすることがあります。
全て針穴から行う手術ですので跡は残りません。ご安心下さい。
片目ずつのご手術も可能です。片目ずつのご手術ですと術後の腫れが出ている間は眼帯で隠して頂けますので、お仕事のお休みが取れない方にはおすすめです。
かぶれの程度が少ない場合(多少赤みがある程度)は可能ですが、かぶれの程度が大きいとまぶたの皮膚がゴワゴワで、しっかりとした皮膚の折りたたみができにくく、術前に正確なラインを確認して頂くことができません。重度の場合は3〜4日アイプチの使用を控えて頂き、軟膏を塗り、症状が改善してからの手術となることもあります。
子供の顔立ちから大人の顔立ちに変わる頃に、自然に二重になることもございます。思春期まではお待ち頂いた方が良いでしょう。物心つき、ご本人が望んでおられる場合は、局所麻酔の痛みが我慢でき、20分程ベッドの上でおとなしく寝ていることができるのであれば手術自体は可能です。
元々のまぶたの状態によって個人差がございますが、まぶたの薄い方に狭い二重を作った場合では、ほとんどの方が何年も持続できます。まぶたの分厚い方に幅の広い二重を作った場合では、まれに早くに取れてしまわれる方もいらっしゃいます。
当院ではまぶたの状態、二重の幅により適した留め方(LCS Level1〜Level3)を提案しています。
適した留め方をされている場合は大半の方が何年も取れずに二重をキープできています。
全切開の場合、余分な皮下脂肪などの組織はご手術の際に一緒に取り除く事が可能なので、埋没法の際に脱脂できる眼容脂肪以外にも余分な組織を切除する事ができスッキリしますが、もともとの厚い”皮膚”は変える事ができないので、二重の厚ぼったさは多少残ります。
目元以外は翌日より可能です。アイメイクに使われる化粧品は粒子が細かく傷に入り込む可能性がございますので、アイメイクは術後1週間目の抜糸の翌日からとなります。洗顔も目元は抜糸の翌日からとなります。
抵抗がなければ当日より可能ですが、出し入れにお気をつけ下さい。
最初に局所麻酔のチクッとした痛みはありますが、その後は麻酔が効いていますので無痛で手術を受けて頂けます。
最初の1週間は周りの人から見てもわかるほど腫れます。残りは1〜2ヶ月程かけて徐々に引いていきます。
術後1、2日は多少痛みが伴いますが、術後処方される痛み止めの内服薬にてコントロールできます。
切開したとところは白いスジになり最終的に1本の線として残りますが、傷跡の線と二重の線は一致するのでほぼわからない程度になります。
また当院では形成外科出身の院長が手術用高倍率拡大鏡を用いた手術を行います。とても細かく丁寧に縫合しますのでご安心下さい。
切開法では切開した部分から余分な脂肪や弛んだ筋肉も一緒に取る事が可能なので、まぶたが腫れぼったい方、たるみが多い方、埋没法ではハッキリとした二重にならない方に適しています。またどのような目であっても埋没法で作った二重は薄れてきたり取れてしまったりする可能性がありますが、切開法二重が薄れたり取れたりする心配はないので、そういった点で永久性を求める方にも適しています。
最低でも腫れが引き、仕上がりの状態になるまでの3ヶ月間は再手術をお控え頂いた方が良いかと思います。可能であれば半年ほど頂いた方が良いかと思います。
まぶたの状態にもよりますが、幅を広くする、幅を狭くする、どちらにしろ多少の修正は可能です。もともとの切開線意外にもう1本切開線が入っても良いならば大幅な修正は可能ですが、まぶたに傷が2本残る為よっぽどの理由がない限りお勧めはできません。
結膜側に糸が露出しかけ、もしくは露出していれば抜糸しなければなりません。問題のない埋没法の糸は積極的に抜糸する必要はございませんが、手術中に術野に出てきた糸は抜糸致します。
まぶたの皮膚が薄く、幅の狭い二重(奥二重)には適しています。
厚ぼったいまぶたや幅の広い二重を作りたい方の場合は小切開を行っても二重が取れることがあったり、伏し目の時や、目を開ける動作の時に小切開した部分だけが食い込みクボミの様に見え不自然なのでお勧めはしておりません。
今のラインより広い希望の幅で埋没法を行います。今のラインの糸を抜かなくても広い幅でラインが入ります。
今のラインを固定している糸を抜去し、今のラインを消します。そして希望する狭めの幅で二重を作成します。
結膜側(まぶたの裏側)に糸が出ている可能性があります。必要により結膜側に出ている糸を抜糸します。それに伴いラインが消失する場合があります。
糸を抜糸し、再度同じラインで埋没法を行い、糸の結び目を目立たないように眼輪筋内に落とし込みます。
幅を妥協して狭めの二重にするか、もしくはしっかりとめる埋没法をするか、切開法を選択するかということになってきます。
今より二重幅を狭くするか、もしくは、広い二重を希望する場合は切開して余分な皮膚を切除します。
傷跡を最小限に切除し、再度丁寧に縫合仕直します。
今の二重のライン(切開線)に沿って、再度切開し、瘢痕を切除し二重の固定を緩めます。
切開して作成した末広型を広い平行型にする場合、傷跡がきれいな場合は、今の二重のラインより広い位置で切開を行います。ただ、まぶたに傷跡が2本残るという欠点があります。形はそのままで全体の幅を広くする場合は、今の二重のラインで再度切開し、二重の上の皮膚を切除します。一般的には、二重のラインを切開しますが、元々二重の方、もしくは二重の手術後で、二重幅を広げたいが、これ以上二重が厚ぼったくなりたくない方は、眉毛の下で切開し、余分な皮膚を切除し二重幅を広げることもあります。
今の二重のライン(切開線)に沿って切開し、まつ毛側の皮膚を少し切除します。
個人差はありますが、術後2〜3日はアイスノンなどで冷やして頂き、なるべく血行が良くなること(激しいスポーツや長湯など)は避けて頂くと、徐々に腫れは治まり、術後3〜5日程で落ち着いてきます。
蒙古ヒダが残っていれば切除可能です。お顔全体とのバランスを考慮した上で切除量(幅、長さ)を決めることになります。
最初に局所麻酔のチクッとした痛みはありますが、その後は麻酔が効いていますので無痛で手術を受けて頂けます。
目頭以外はご手術日の翌日より可能です。目頭側のメイクは抜糸の翌日より可能です。洗顔については当日から可能ですが、目元は避けてください。
術後1〜2ヶ月の間は赤みがみられますが、お化粧でカバーして頂けます。
術後多少痛みを伴いますが、お渡しする内服薬にてコントロールできます。
方法にもよりますが、約40分〜60分程です。
希望される目頭の形、蒙古ヒダの量、切除幅によってV型、Z型、W型のいずれかの方法を選択致します。
目頭切開は目の横幅を広げたい方や目と目の間を狭くしたい方などにおすすめのご手術です。蒙古ヒダがあるために目が離れてみえる方の場合、目頭切開で蒙古ヒダを切除することにより目が離れているイメージは改善されるでしょう。
二重の内側にかかっている蒙古ヒダの部分を切除することで目頭側の二重の幅が広がることはあります。患者様の理想に合わせて二重手術と目頭切開を行うことで、より理想的な目元に近づけることができます。詳しくはカウンセリングにてお尋ねくださいませ。
個人差はありますが、術後2〜3日はアイスノンなどで冷やして頂き、なるべく血行が良くなること(激しいスポーツや長湯等)は避けて頂くと、徐々に腫れがおさまり、術後4〜7日程で落ち着いてきます。
その方の目の形にもよりますが、目尻切開で優しい印象を作ることは可能です。
個人差はありますが、正面から見て、横方向に2mm前後です。目尻切開は目尻の縁が眼窩縁に近いため、切開する長さに限界があります。目を大きく見せる方法には、縦方向と横方向があります。目尻切開以外にも、目頭切開、二重、眼瞼下垂術など、状態に合わせ組み合わせると、よりパッチリした目元に見えるでしょう。
最初に局所麻酔のチクッとした痛みはありますが、その後は麻酔が効いていますので、痛みはございませんが、触られている、引っ張られているというような感覚は残ります。
目尻以外のお化粧はご手術日の翌日より可能です。目尻にかかるお化粧は術後1週間で行われる抜糸の翌日より可能です。洗顔については当日から可能ですが、目元は避けてください。
傷は、目尻の縁に沿って入るので、目立つ傷には見えませんが、傷跡の赤みが目立たなくなるまで2ヶ月程かかります。
術後多少痛みを伴いますが、お渡しする内服薬にてコントロールできます。
切開幅にもよりますが、約40分〜60分程です。