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院長コラム一覧
2025.09.12カテゴリー : 院長の独り言 , レーザー・光治療、スキンケア , ニキビ
沢山の方の肌を診ていると思うことがあります。
キメが細かい方、キメが粗い方、オイリーな方、乾燥肌の方、色々おられます。


普段のスキンケア、生活週間も影響してはきますが、肌が綺麗、そうでない等々、元々の持って生まれた肌質に左右される部分が大きいように思っています。
体形、体格でも、もともと背の高い人、低い人、太り体質、痩せ体質等、遺伝的な生まれ持ったものがあるように、肌質も元々、キメが細かい肌質の人、キメが粗めの肌質の人、生まれ持った肌質があります。
身長の差はなかなか自分でコントロールできるものではありませんが、体重は摂取カロリーと消費カロリーを調節することによりある程度コントロール可能です。
若く基礎代謝よい頃は、痩せ体質の方は暴飲暴食しようが、夜中にカロリーの高いものを食べようが、太りません。しかし、年を重ね基礎代謝が落ちると痩せ体質の方でも徐々に太ってくる方がおられます。また太り体質の方は、年齢に限らず暴飲暴食するとその分、たくましい体形になってきます。そして、それが種々の病気の発症のきっかけになってくる事もあります。
肌も同じで、若い頃は日焼けをしても、肌の新陳代謝がよいのでシミにならずも元の肌に戻りますが、繰りかえしの日焼けや年齢を増してからの日焼けはシミに直結していきます。
私も昔は夏に日焼けしても何も気にならなかったですが、最近はゴルフで紫外線にあたっていると、てきめんにシミが増えてきたように思います。やはり年齢には勝てません。。
肌が綺麗な人は、基本肌が綺麗なので、手入れをしなくても若い頃は問題無いかもしれませんが、肌の新陳代謝が落ちてくると、大なり小なりシミ、シワ、たるみが目立ってきます。元々の肌質に甘えず、気になりだす前から、肌活スキンケアを始めるのが理想でしょう。
またそうでない方は、若い頃から、色々肌のトラブルに悩むことが多いと思います。
放置すると肌は荒れ放題になってしまいます。
ニキビもその一つで、若い頃に顔中ニキビができても、そのうち治るだろうと放置。

30代になって、ニキビはできないようになったけれども、ニキビ跡といわれる、肌の凹凸、クレーター、毛穴の凹みが顔一面に。。。そうなってしまえば、なかなか何をしてもつるつるお肌にはなりません。

診療していても、「跡が残る前に最適なニキビケアをしていればここまではならなかったのに。。」と思うことが多々あります。
顔中にできたニキビは直ぐには治らないけれども、あきらめず気長に一つ一つ予防と改善を心掛けたスキンケアをしていくと徐々にニキビは減っていきます。
(最近、学生さん応援として、ニキビケア施術の学割を始めました)
元々肌が綺麗な方もそうでない方も、体に纏っている肌という生地を綺麗に保っていく
ためには、肌症状が気になりだす前から、もし気になりだしていたら早期から、日々の肌活スキンケアを心掛けていくのが、自分なりの綺麗な肌をキープしていくためには重要なことではないかと思っています。
何のスキンケアをすれば、よいのかわからない方は相談に来てもらえれば、お話しを聞き料金的なことも相談させて頂き、無理の無い範疇でできるスキンケアを提案させて頂きます。
2024.08.26カテゴリー : 院長の独り言
たまに「先生は何がご専門ですか?」と聞かれます
聞かれると「二重を中心としたとした上眼瞼・下眼瞼の手術」とか「顔のたるみ取りの手術」等とは答えるのですが、以前よりこの質問には、患者さん側とドクター側に認識差?があるように思っています。
患者さんからすると「専門」と聞けばプロフェッショナルと思いがちです。
形成外科、皮フ科、内科、外科、眼科、それぞれ科における 専門医 は存在します。これは日本 専門医 機構が認定している 専門医 です。美容外科も日本美容外科学会が認定する 専門医 は存在します。
ただ、美容外科の中で、「二重が専門です」、「脂肪吸引が専門です」…これは誰が認定や指定する訳ではなく、ただ単なる自己申告です。
自分が「二重が専門」と言えば、自分で自分を専門と称することができます。
つまり、「〇〇が専門」は、手術の上手下手、センスにあまり関係ないといえば関係ありません。
専門と称していると症例数は多くなる傾向にあるので数をこなして慣れてくることによる上手さはあると思います。
手術をし始め30数年が経ちますが、【好きこそ物の上手なれ】で、どの手術に限らず手術するのが好きな人が、ある程度数をこなしているとどんな手術でも上手なのではないかと思っています。お料理が上手な人は、何を作っても美味しいのと似ているところがあるようにも思います。
クリニック選びをされている方は、受診されたクリニックで「先生は何がご専門ですか?」と聞かれるのもいいですが、「先生は何の手術にこだわりを持ってされてますか?」とか「先生は何の手術が好きですか? それはなぜですか?」と聞くのも、その先生の人となりがみれていいかもしれません。
2024.05.15カテゴリー : 院長の独り言
令和6年3月半ばに空手の稽古中、右の脛骨・腓骨共に2カ所ずつ骨折してしまい、入院して脛骨・腓骨共にプレート固定する手術を受けました。
その間、美容皮膚科、皮膚科診療は小森先生にして頂いてましたが、外科系の診察、手術はストップしてしまい予約を頂いていた患者様には非常に申し訳ない事をしてしまいました。この場を借りてお詫び申し上げます。
骨折後、4日目で手術枠の空きがあり手術を受け、術後は4日間のベッド上安静。その後もリハビリは開始になったものの、骨折した右足はほぼ使う事なく、1週間が経過しました。
計2週間、足を使わなければ、ふくらはぎの筋肉が落ち、下腿が細くなってきました。
聞いてはいたものの、2週間でこんなに変化が出るとはびっくりです。

普段、診療でふくらはぎを細くするのにボトックスを注射していますが、2週間でここまで変化は出てきません。。
ふくらはぎボトックスは2-3回ボトックス注射を繰り返した後、2-3カ月待って細くなってくるのがわかってきます。
ボトックスで一部の筋肉を弛緩させ使わないようにするのと、足全体を使わないようにするのでは、筋肉の痩せ方がこんなに違うのかと自分で体験して初めてわかりました。
しかし、美脚目的として早く足を細くするために、ボトックスを足全体に注射するわけにもいかず、、、
また2-3週間ベッド上で安静にして足を使わないようにしているわけにもいかず、、、
ふくらはぎを2-3週で見てわかるほど細くするのは実際のところなかなか難しいけれども、ほぼ使わなければ細くなるものだと実感した今日この頃でした。
2024.02.27カテゴリー : 院長の独り言
先日、高校時代の恩師から、人生語録を頂きました。
その中に書かれていた【私の人生哲学】というひとくだり。
・人生とは自分自身の問題解決の道である。
・人生とは自分自身の足らざるを知り、謙虚に学びゆく道である。
・人生とは自分の心の在りようを確認しながら自己成長を為す道である。
・人生とは日々、未知の世界との邂逅である。
・人生とは自分独自の足跡を残すことにある。
・人生とは生死超脱の修業である。
・人生とは瞬間瞬間の積み重ねである。
・人生とは喜怒哀楽の繰り返しの連続である。
一つ一つの言葉を噛みしめていくと全てが心に響いてきます。
これは、年を取ってきたから感じるものなのか、昭和の人間だから感じるものなのか、、、
今ウケはしないかもしれませんが、全て非常にすばらしい言葉です。
心に刻んで、これからも人生、鍛練していこうと思っている今日この頃です。
2020.04.08カテゴリー : 院長の独り言 , しわ・たるみ , レーザー・光治療、スキンケア
「先生、肌キレイ!!」と言われることが時々あります。
あまり自分で思った事はないのですが、53歳を思えば多少マシなのかもしれません。
よくコマーシャルで「何歳に見えるでしょう? 実は何歳です!」みたいな胡散臭い事を見かけるので、営業的な気がして自分から人に何をしているのかあまり話す事はありませんが、「先生、何してるんですか?」と最近聞かれることが多いので、皆さんが飛びつくような事はしておりませんが、少し何をしているのか書かせて頂こうと思います。
まず言える事は、誰でも「ぱっとして、ぱっと良くなれば」と思いますが、そんな魔法のような事は存在しません。
それはあくまでも広告です。
「継続は力なり」地道な努力が全てです。
あくまでも手術を除いての話です。たまに患者様から「何か手術されてるんですか?」と聞かれるのですが、ブラックジャックじゃないので残念ながら鏡を見ながら自分で手術はできません。ヒアルロン酸注入ですら自分でしようと思っても、鏡で見ると左右奥行きが逆転しているのでなかなか上手にできません。任せれる後継者ができれば別ですが…。
という事で、糸を入れたり、レーザー照射したりはありますが、手術はなかなか自分自身では受けれません。
話を元に戻し、肌がキレイな状態でいてるには。。。
日焼けしない事、保湿する事、それは最低条件です。
美容外科である限り手術ありきではあるのですが、かと言って手術が全てではありません。
よく来院された方にお話しするのですが、服で例えると、ほころびた所を直したり、寸法直ししたりするのが手術です。ですが、いくらほころびた所を直したり、寸法直しをしても、生地がシワシワであったり、くたびれていては綺麗に見えません。肌もそれと同じでフェイスリフト等のたるみ取りをしたり、部分修正をすると見た目の全体の輪郭や構造は良くなります。ただそれで完成かと言うと肌という生地がくたびれていては効果半減です。ある患者様で開業前からお世話になっている外科の先生の奥様なのですが、私も感心するほどに、何年もまめにレーザー、スキンケア、美容点滴に通って頂き、ホームケアとしてメディカルコスメも使って頂いております。若々しく綺麗です。「継続は力なり」を私が反対に勉強させて頂いている感じです。
肌自体は毎日の積み重ねが全てです。
前述の「先生、何をしてるんですか?」というフレーズを最近言われることが多いのでその一端をお話ししたいと思います。
私のしている日々の積み重ねですが、外用(肌につけるもの)としては、この2つです。
「アクアIIGFスキンエッセンス」
「ESTエッセンス」

自分が思っている最強の組み合わせです。
アクアIIGFスキンエッセンスを化粧水代わりに、そしてESTエッセンスを美容液として使っています。
アクアⅡGFスキンエッセンスは当院オリジナルのメディカルコスメで、4種の肌再生因子が含まれています。


(詳しくはサイト内のオリジナルコスメの項を参照下さい)。宣伝に思われても嫌なので患者様に自分からあまりお勧めする事はないのですが、コンセプトに共感して頂いている患者様は永続リピーターとなって頂いております。
もう1つはESTエッセンス。これはコアフロント株式会社の製品です。

女性ホルモン様成分のゲニステインが含まれており、この女性ホルモン様成分が肌のハリ、ツヤ、透明感を導くように働いてくれます。

個人的に気に入って使っております。
どちらもエイジングケアにおけるコンセプトのハッキリした化粧品です。
よく見かける顔に塗っている間はしっとりツヤがあるが洗顔すると元通りという化粧品とは一線を画すもので、アクアIIGFスキンエッセンスとESTエッセンスの2つの組み合わせをお気に入りとして長年使っております。
私の肌の外用(化粧品)における「継続は力なり」を書かせて頂きました。
今回は外用に関してでしたが、次は機会があれば内服(サプリメント)についてお話ししたいと思います。