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院長コラム一覧
2017.07.31カテゴリー : しわ・たるみ
ヒアルロン酸 注入 は、日常生活にあまり影響なくたるみやシワを目立たなくできるので、希望される施術の中で上位を占めているものの一つです。
誰でも年齢とともにたるみが出てきて、顔が下重心になり、ブルドック状になってきます。
そして、たるんだ部分、窪んだ部分が入り混じり、顔に凸凹が目立ってきます。
たるみが原因なので本来はリフトアップ(たるみ取り)し、原因改善をするのが一番ですが、日常生活にできるだけ影響ないようにという場合は、窪んだ所を目立たなくする「注入」という選択肢も一つです。
リフトアップと注入は、たるみを目立たなくするという目的は同じですが、注入の場合、たるみが無くなるわけではなく、たるみの結果生じる顔の凸凹を目立たなくしているだけです。つまり、一見あたかもたるみが無いかのように見せている感じです。
注入で、一番簡単でポピュラーなのは ヒアルロン酸 注入 です。
ヒアルロン酸 は肌の成分の一つでもあります。そのヒアルロン酸 を肌のシワやくぼみの下に注入する事でシワやくぼみを持ち上げ目立たなくします。
ヒアルロン酸 注入 は、細い針を用い、施術時間は5分~10分です。施術後1時間もすれば化粧もできます。
基本、日常生活に影響なくできるというのがいいところですが、多少の腫れと場合によっては少し内出血がでることがあるので、初回は時間のある時にされる方がいいかもしれません。
たるみが出てくると、まず目立ってくるのが「法令線」と言われる小鼻の横から口角に向かって現れる窪みです。
そしてもう一つが、頬前面を斜めに分断するように出てくる窪み、通称「ゴルゴ線」です。
この二つが目立ってくるとたるみが出てきている証拠です。
ではこの二つの窪みを ヒアルロン酸 注入 だけで、どこまで目立たなくできるでしょうか?
ヒアルロン酸 注入 を1回しただけでもかなりの改善が見られましたが、より目立たなくするために3回の ヒアルロン酸 注入 を行いました。
写真でみればわかる通り、かなりの窪みの改善が見られています。
10-15分の施術で、直後からそれほどの腫れもなく、ここまで窪みを改善できるのであれば、 ヒアルロン酸 注入 は「手術まではちょっと・・・」と思われている方にとって、たるみ改善のためのよい選択枝ではないでしょうか。
2017.07.31カテゴリー : おはげ
舞妓さん は地毛を結って日本髪にしています。
一旦、髪を結うと一週間そのままです。
それを何年も繰り返していると毛根に負担のかかる部分の毛が無くなりハゲてきます。
線状であったり円形が合わさっていたり、結い方によって差があるようです。
完全に毛が無くなった部分の治療法としては、植毛とハゲた部分の切除という二つの方法があります。
植毛は後頭部から自分の毛を含んだ皮膚を切除し、そこから毛と毛根を一本一本株分けし植毛していく単一植毛が一般的です。ただ、なかなか元の毛の密度まで復元するのは難しいところがあります。
なので、ハゲた部分が切除できる範囲であれば、切除がおはげを一番目立たなくできます。
ただ髪の毛の中は、縫い方が問題で縫合の時に毛根を傷つけるような縫い方をすると、糸で縫っている幅分の新たなハゲを作る原因になってしまいます。
毛根をいかに傷つけないように縫うかが、髪の毛の中を縫う時のポイントです。
毛根が温存されていると、キズの中からも毛が生えてきます!
線状に広いところでは3cmの幅の「おはげ」があります。
かつらや髪を結っている時はあまり目立たないようですが、髪の毛をおろしたときは「おはげ」を隠しにくいようです。
さすがに頭皮を3cm幅で切除し縫い縮めるのは、ゆとり的に不可能です。
まず第一段階として、できるだけ「おはげ」の部分を切除する事といたしました。
残った部分は1-2年経ち、頭皮にゆとりが出てきてから切除手術を考えることとしました。
毛が全く生えていない部分をできるだけ沢山切除できるようにデザインをしました。
おはげの部分を切除した状態です。
手術直後です。
かなりおはげの範囲が狭くなっていることがわかります。
術後2週目の状態
術後1ヶ月目の状態
術後1年の状態
術後1年以上が経過し少し皮膚のゆとりが出てくると残りのおはげも切除可能となってきます。
2017.07.07カテゴリー : しわ・たるみ
フェイスリフト を行うにあたりたるみを切除するためにはどこかを切らないといけません。 フェイスリフト は通常、できるだけ傷跡が目立たないように、、、髪の毛で隠れるように、、、ということで、耳前部から耳後部にかけて切開するのが一般的です。
ただ、耳前部を縦にストレートに切開すると手術は簡単なのですが、 フェイスリフト の傷跡が目立ち、人目につきやすくなってしまいます。
当院では耳の際ギリギリを耳の形状に沿いながら切開しているため、 フェイスリフト のキズがあまり目立ちません。
この方法は、皮膚の切除、キズの縫合に工夫と慣れと時間が必要なのですが、術後傷跡が目立たないとたくさんの方から喜びの声を頂いております。
術前にショートカットの髪型の方は、手術に向けて髪の毛を伸ばされるのですが、術後は「傷跡が目立たないので」とショートカットのままでおられる方がほとんどです。
下の写真は フェイスリフト の術後3ヵ月の状態です。まだ少し傷跡の赤さが残っておりますが、何も知らずに見ればどこに傷跡があるのか、わからないのではないでしょうか。
2017.07.07カテゴリー : しわ・たるみ
年齢とともに顔にたるみが出てきます。
顔のたるみで一番目立ちやすいのが、フェイスラインの「ブルドッグ状」のたるみです。
この部分のたるみが出てくると、顔が四角形ぽく見え、顔が大きく見えるようになってきます。
特に、元々フェイスラインがシャープな方はこれが目立ちやすいです。
このブルドッグ状のたるみを解消するためには、リフトアップが必要になってきます。
リフトアップの種類としては、
1.レーザー・光によるリフトアップ
2.スレッドリフト(切らずに糸でリフトアップする方法)
3.フェイスリフト
の三つに大別されます。
レーザー・光によるリフトアップは、熱エネルギーにより肌のコラーゲンを収縮させリフトアップをはかろうというものです。手術が選択肢に入っていない方には良い方法ですが、手術的な方法よりはリフトアップ効果が劣ります。
やはり一番効果的なのはフェイスリフトです。
たるみが気になりだした方なら、一度は鏡を見ながら、たるみを手で引き上げてみたことがあるのではないでしょうか!?
思い出してください。
その時、たるみはどこにいってるのでしょうか?
手の後ろに隠れて、視界から消えていたのではないでしょうか。
要は、その時、たるみを取り除いた顔を見ていたはずです。
その状態に一番近いのが、たるみを切除するフェイスリフトをした状態です。